プラウドシティ東雲キャナルマークスのモデルルーム見学に行ってきました。

プラウドシティ東雲キャナルマークスのモデルルームを見に行って来ました。

売りは敷地中央に作られる大きなプライベートガーデンと、そのプライベートガーデンを囲うように配備されるオーバル型（卵型）の4棟です。

オーバル型の分譲マンションは国内だと初と言ってました。（確か、地方のどこかにオーバル型の賃貸はあるとも言ってました。）

少し奇をてらった感じもしますが、東雲は国内でも有数のタワーマンション林立エリアなので、他のマンションとの差別化を意識して、新たなチャレンジをしてみたらしいです。

私が伺ったタイミングでは、すでに第1期販売の終盤のようで、100戸ほど売り出した部屋のうち、90戸弱が成約済み。

全472戸なので、5分の1ほどは売れた感じですね。営業さんが言うには、売れ行きとしては想定より好調だそうです。

タワーマンションの共用施設は魅力だけど低層に住みたいという、近隣住民の住み替え需要が結構あるとは言っていたので、まあ目論見通りといった所かもしれません。

第1期では運河が臨める部屋と、プライベートガーデンがバルコニーから望める条件の良い部屋から売りに出してるということで、遅くなればなるほど条件的にはマイナスの部屋になってくる感じでしょうか。

現地、モデルルームのロケーションとアクセス

モデルルームのロケーションです。

モデルルームは有楽町線豊洲駅から徒歩数分の位置にあるので、比較的アクセスしやすい場所でした。

現地のロケーションです。

現地は有楽町線の豊洲駅、東雲駅、ゆりかもめの豊洲駅、りんかい線の東雲駅。から似たような距離にあって、だいたい徒歩10分強〜15分くらいです。

のらえもんさんのサイトによると、元々はサンイースト東雲ビルという建物があって、日本ユニシス関連の企業が入っていた土地のようです。

記事では「プラウドシティ豊洲」か「プラウドシティ東雲」になるんじゃないか？みたいな事もかかれてて、流石、のらえもんさんとだなと思いました。

最も近いのは有楽町線の豊洲駅ですね。とはいえ、どう見ても東雲なので、このロケーションでマンション名に豊洲が入らなくて良かったなと思います。

どの駅も子どもの足だとちょっとしんどい距離です。

しかし、この辺りは深川車庫が近いこともあって、割とバスが便利ではあります。

また、図を見るとわかると思いますが、イオン（都内では唯一の24時間営業らしい）が目の前にあります。

私も良く行ってますが、日常品、食料品はここでほぼ揃いますし、本屋や病院、カルチャースクール、最近は麻布十番のモンタボー（パン屋）も入ったりと、庶民的には割とイオン無双を味わってます。（プライベートブランドは絶対買わないけど）

北西側が運河（東雲運河）になっていますが、ここは今、ちょうど護岸工事をやっていて歩道を作っている所です。

下の画像がちょうどマンションの北西側、運河に架かっている東雲橋から現地を撮影したものなんですが、手前に柵ができてるのがわかりますでしょうか？

正面エントランスはイオン側に出来るのですが、マンションと護岸が完成した際には運河側にも出口が出来るそうで、豊洲駅まではさらに距離感も縮まると言ってました。

モデルルームは少し離れた場所で、豊洲駅のすぐ近く、豊洲から東雲に向かう道程にあります。

駅からは数分程度なので、比較的近い位置ですね。

モデルルームの様子

モデルルームは1つだけ、しかも100㎡近い広さに、ごりごりにオプションを付けた2LDKという事で、ここまで参考にならないモデルルームも今までなかったな、と思いました。

営業さんも「この寝室の広さが、ちょうどほかの部屋のリビングの広さくらいになります！」とか言ってて、「大草原なんですけどwww」と、心の中で草を生やしつつ、話は真面目に聞きました。

何か意図があっての事なんですかね？

みなさんが見ても、あまり参考にならなさそうな部屋だったので、詳しい説明は割愛します。

その代わりといってはなんですが、モデルルームの他、マンションについてメモしたり、営業さんに聞いた話で記憶に残ってる事を書き出しておきます。

震災時に水が流せなくて困った人が多かったそうで、最近の新築マンションのトイレは、タンクレスじゃなくてローシルエットが主流だそうです。

またトイレには用を足す前に水の膜でコーディングすることで、汚れにくくするような機能も付いてるそうです。やっぱり新築になるとこういう細かい所で、中古より標準設備が良かったりしますね。

あと、マンションのジオラマにプロジェクションマッピングを使う事で、プライベートガーデンの四季のイメージを説明してたのも面白かったです。

それから、この近辺で駐車場が全て平置きという点は珍しいんじゃないでしょうか、プライベートガーデンといい、割と土地は贅沢に使ってる感じですね。

さらに有意義だったなという情報でいうと、しばらくまわりに大型のマンションがたつ予定はなさそう、という話でしょうか。

近くに京急が所有しているそこそこ大きい空き地があるのですが、元々はマンションを作る予定だったけど、白紙になったという話をしていました。

ということで、この辺りはしばらく新築大型マンションの供給なはなさそうです。

価格帯

パッと価格表をみた印象だと、３LDK中心。65㎡ ~ 75㎡ の広さでレンジは 6500万円〜7500万円 がメインの価格帯。

メモしておいた所でいうと、

メモはしなかったのですが、ガーデンコート（北西側 プライベートガーデンの見える南側がバルコニー）は上層階7,000万円台が中心に残ってた印象です。
やっぱりグロスで7,000万円くらいになってくると、少しハケが悪い感じでしょうか。

両方とも低層階であることを考えると、全体で坪単価は310万〜330万（＋α 最上階はちょっとリッチな作りらしい）がボリュームゾーンな感じですかね？

東雲でいうとやや高めな気もしますが、豊洲に新しく建つ東急のタワーが、坪400万円をこえるだろうという噂も聞こえて来ますし、今回の営業さんも400こえて来そうだと言ってました。

駅距離でいうと、東急タワーに比べれば少し遠いとはいえ、そこまで大きな差もない感じなので、東急タワーの値付けはかなり意識しているとも言ってましたね。

金額的には高い方に引っ張られる形で影響を受けていそうです。

とはいえ、豊洲のタワーで駅距離もまあまああって、坪400万はやりすぎじゃないかなーとは思うんですが、実際このマンションも好調に売れてるみたいなので、売れるならそれが適正価格って事なんでしょう。（まあ私は買わない、もとい買えない値段だなーとは思いますが）

感想

豊洲も割と近いですし、何よりイオンが近いので、交通面でのビハインドはありますが、日々の生活という意味で、子育て世帯には非常に魅力的なロケーションだと思います。

（実際、私も近隣に住んでいて実感してます。）

東雲運河はお世辞にも綺麗とは言えないですが、抜け感はありますし、プライベートガーデンガーデンが緑にあふれているので、専業主婦の方には非常に過ごしやすいマンションになるんじゃないでしょうか。

ついでに補足しておくと、すぐ目の前に幼稚園（こども園）もあります。

資産性という意味では、周りがタワマンばかりの中での低層大規模ということで、リセールの際のアドバンテージもありそうです。

また東雲エリアはタワーマンション以外にも、複数の著名デザイナーが設計した東雲CODANがあり、ちょっと変わった作りのマンションも多いので、オーバル型も増えるとなると、さらにマンション好きな方々には、魅力的なエリアになっていきそうですね。

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