今回は初めてタワーマンション以外に行ってみました、といっても922戸の大規模という点ではブレはなく、共用施設もかなり充実しているマンションです。
なんでも営業さんによると
- 今年(2017年)住友不動産が一番力を入れているのが、シティータワーズ東京ベイ (正式名称決まったばかりなので、営業さんもまだトリプルタワーって言ってました)
- 去年(2016年)に最も力を入れていたのが、このシティテラス小金井公園
だったそうです。
去年力を入れていた事からも想像がつく通り、建物自体はもう完成が近く、2018年の1月に完成、4月には入居開始予定です。
もう目の前に迫ってる感じですね。
シティテラス小金井公園のアクセスとロケーション
マンション自体は名前の通り小金井公園(正確には公園横にあるゴルフ場)の北側に隣接しています。
今回見に行った場所もマンションすぐ横に隣接するパビリオンでした。
元々はNTTの社員寮があったそうで、その跡地の広大な敷地を10年くらい前に取得したとの事でした。
小金井公園は広さで言うと都内では第4位だそうで、わかりやすいイメージでいうと上野公園の約1.4倍もの大きさです。
もちろん「緑景を眺めながら暮らす」といった謳い文句で、緑の多さを強調していました。
大規模公園横のマンションは資産性も維持しやすいそうなので、この広さであれば売りにするのも当然ですね。
ところで小金井公園と聞いてどのくらいの人がピンと来るんでしょうか?
少なくとも私はどの辺にあるのか全然ピンと来ていませんでした。
位置を説明しておくと東京の西側、西武新宿線の花小金井駅とJR中央本線の武蔵小金井駅の間にある公園で、わかりやすい所でいうと吉祥寺から更に下り方面に4駅先になります。
公式サイトでも、モデルルームで見せられる紹介ムービーも全力で中央本線沿線をアピールしてましたが、地図からわかる通り歩いていくにはかなり辛い距離です。
ただ武蔵小金井駅までは専用シャトルバスをだす予定で、時間にしておよそ7分ほど、電車の始発に近い朝6時代から、終電がくる深夜1時まで運行予定との事でした。
実際は花小金井駅の方が近く(私も見に行くときは花小金井から歩いて行きました)徒歩10分はかからないくらいです。
モデルルームでは「まあ花小金井駅も一応あるけど」くらいの扱いではありましたが…。
シティテラス小金井公園の特徴
全部で1,000戸近くありますが、タワーマンションと違い地上9階までしかないため、A~H棟の全8棟から成ります。
そのため、同じマンションとはいえ棟により結構値段も違うようで、特に公園に面する南側、東側は、価格も少し高めに設定されていました。
話を聞いて印象に残った部分を書き出しておきます。
- 1階部分は半地下のようになっていて、専用のテラスが付く間取りになっている(目の前は2m40cmほどの壁になるとの事)
- 屋上は芝生の緑地になる部分が結構多い
- ルーフバルコニー付きの部屋がある
- 武蔵小金井駅までのシャトルバスはマンション敷地内のエントランス2ヶ所に止まる
- 北側は中学校があるので、眺望が遮られることはほぼない
- 共用施設は17個
南側は実際は公園でなくゴルフ場なので、ボールが入って来ないように、目立たない色のネットが用意されているとの事です。
実際に眺望の画像を見せてもらいましたが、そこまで気になる感じではありませんでした。(とはいえ嫌だなというのが本音ですが)
タワーマンション以上に多い共用施設は魅力的ですね。
ほとんどの施設が共用施設棟にまとめらて作られるとの事でした。
書き出してみるとこんな感じです。
- ロビーラウンジ 2つ
- 屋上テラス 2つ
- オーナーズスイート 2部屋
- ミニショップ
- パーティーラウンジ
- キッズルーム、ペアレンツサロン
- シアター・カラオケルーム
- カンファレンスルーム
- ライブラリールーム
- スタディールーム
- フィットネスジム
- DIYルーム
- グルーミングルーム
DIYルームとグルーミングルームは珍しいですね。
DIYとかやる人いるのかな?と思ったんですが、シティテラス小金井公園ではDIY教室ほか、共用施設を利用した年100本以上のカルチャープログラムを無料開催するそうです。
住友不動産初の「Green Society Club」という試みで、住人同士のコミュニティ形成をサポートするべく、料理教室やヨガ、アロマ、ワイン教室、子ども向けのリトミックや算数教室など、先生を呼んで様々な教室を行ってくれるそうです。
これは中々良さそうですね。
提供されるのは最初の2年の予定で、後々続けていくかどうかは管理組合に委ねられるそうですが、上手く行けばかなり魅力的なマンションになりそうです。
ルーフバルコニー付きの部屋も良いですね。
小さい子供がいる人は夏場に簡易プールを置いて遊ばせて上げたりできそうです。
この辺はタワーマンションだと絶対実現できない点でしょう。
シティテラス小金井公園の外観
まだ完成していませんが、ちょっとだけ工事中の様子を撮影してきました。
西側から撮影したところです。
奥の方に建設中のマンションが見えます。
道路のすぐ横に建つわけではなく、写真すぐ手前側が敷地内の専用道路となるみたいで、ちょっと奥まった部分に建つ建物へのアプローチとなるようです。
右側に見切れてるのがおそらくゴルフボール対策のネットでしょう。
北側から撮影したところです。
まだ4,5階の高さに見えるので、この倍くらいの高さにはなりそうかな?
道路を挟んですぐ向かいにこの花小金井南中学校があります。
いかんせん敷地が広すぎて、またこの日が暑くて暑くて、グルッとまわって撮影してまわるのは諦めました。
そのおかげで撮影したのはこの3枚くらいです。
普通に歩いて1週したら軽く30分くらいはかかりそうでした。
シティテラス小金井公園のモデルルーム
見せていただいたのは3LDK+N+3WIC 76.37㎡の部屋です。
どの棟の部屋かにもよりますが、大体この位の広さで4,000万円前半〜4,000万円後半くらいの価格帯でした。
田の字型ですね。3LDKとしては余裕のある広さでしょうか?
各部屋全てにウォークインクローゼットはかなり珍しいでしょう。
しかし、1部屋は住友不動産にありがちなリビングに隣接する引き戸の部屋です。
これならいっその事、2LDKで大きな横長リビングの方が個人的には好みですね。
そうなるとウォーインクローゼットが逆に邪魔な気もします。
後、珍しいところでいうとバルコニーにスロップシンクが付くようです。
ガーデニングする人には良いですね。
モデルルームはありませんでしたが、気になったのがこの4LDK+K+N+2WIC 86.05㎡のルーフバルコニー付きの部屋です。
後1戸しか残っていないそうで、価格は5,500万円ほどでした。
ルーフバルコニーって単にデザインやプレミアムを付けるために作るのかな?と思ってたんですが、北側にある住居に配慮して、日光を遮らないようにするという理由が大きいそうです。
まわりは低層の一軒家が多いので、建物自体を階段状にする事で、南側から斜めに差し込んでくる日差しを遮らないようにするわけです。
そのため間取りを見ればわかりますが、ルーフバルコニーは北側についています。
いやー。良いなルーフバルコニー。何が良いって響きが良い。
物件としての希少価値も高かいと思うので、もちろん資産性も高いでしょう。
感想
初めてタワーマンション以外を見に行ったんですが、非常に良かったです。
なぜ今回は急にタワーマンション以外を見に行ったかというと、妻の実家に比較的近いエリアなので、東京西側の物件がどんな感じなのか、見てみたかったというのが理由でした。
今でも月に1度くらいは片道2時間くらいかけて足を運んだり、たまに義理の父母に息子を見てもらって出かけたりするので、まあ簡単な話、近いと便利そうだなぁと。
タワーマンションではありませんでしたが、大規模で充実した共用施設という点では今まで見てきたマンションと遜色ありませんし、個人的にはありだなと思いました。
どうやら私の場合は高さや眺望よりも、共用施設に魅力を感じるんだなと自己認識。
価格帯も湾岸エリアのタワーマンションに比べれば一回り安く、ルーフバルコニーも非常に魅力的です。
低層の場合はこういった部屋のバラエティの豊富さも魅力なんだと思います。
まあ使わなくなるのかもしれないですけど、どうせ買うなら…みたいなのはやっぱりありますよね。
良いところばかり述べましたが、ネックは言うまでもなく都心までの距離ですね。
特に山手線東側で働く私にとっては、わかってはいたものの通勤は辛い距離だなぁと感じました。
中央本線めちゃくちゃ混みそうですしね。
せめてオフィスが新宿なら、かなり良い候補として上がるとこだったと思います。
ただ、武蔵小金井駅は再開発がかなり進んでいるようなので、わざわざ他の駅に行かずとも、普段の買い物でほとんど困ることはなさそうではあります。
おまけ
モデルルーム見学後にパビリオンの向かいにあるPatisserie Dounelの1,000円分の商品券をいただいたので、寄らせていただきました。
かなりクオリティが高くて、普通に青山の路面店にありそうな雰囲気。
むしろ、なんでこんな所に?と思ったくらいには良い雰囲気のお店でした。
マンションの入居が始まったら大盛況になりそうですね。
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